思い出のプレゼント
20代後半くらいから欲しいものには目星をつけこれが欲しいとアピールするか、もしくは何かブランド物か、
お誕生日プレゼント=金額
という風に可愛気がなくなってしまう遙か昔、、
今まで頂いた誕生日プレゼントを振り返って、こんなに心温まるプレゼントはないだろうという特別なプレゼントがあった。
まさにお金では買えないもの
23歳?の誕生日の時、
歳の数だけプレゼントをもらったことがあった。
私なら彼氏の年齢分プレゼントあげようなんてアイディアすら思いつかないし、思いついたとしても歳の数分のプレゼントが思いつかない。
一番嬉しかったのは、
私の好きなものはなんだろう。
って23個分考え出してくれたその優しさと愛情。
自転車乗るから手袋あげよう
クリームシチューが世界で一番好きって言ってたからクリームシチューのルー入れてあげよう
服も好きだしプレゼントして明日のデートに着てもらおう
この前試着してた帽子似合ってたから帽子も入れておこう
手紙も書こう
バラの花束も50本あげよう
タバコも吸うからタバコにyuriaの好きなところ20本分書いてみよう(キャバ嬢みたいなタバコ吸ってた気がするから絶対細くて難しかったはず
おっきなテディベアもあげよう
そんな風に23個分考えてくれたことが一番嬉しくてずっとずっと記憶に残っている。
おっきなテディベアはゴンザレスと名付けた。
どんどん大人になって、人への感謝の気持ちをカタチにする事に迷うようになった。
お金を使えばプレゼントを渡し、「いつもありがとう」を伝えることが出来る。
でも思いやりとは、、過去のこの彼のように相手の事を思って何かを用意できる人間なのではないか。
私にそれが出来るか、とても難しい。
お金に頼らず人に感動を与えるというのは実はすごく難しいけどお金より価値がある「時間」を使えば出来るのかもしれない。
夫や友達、お世話になりすぎている義母に実践してみようと思います。
(昨日義母への感謝を示したもの、551の豚饅